前立腺情報局

日常生活の注意

前立腺にトラブルを抱えているせいで、トイレが気になって外に出られなくなっている人もいるのではないでしょうか。普段からちょっとしたことに気を配っていれば、前立腺のトラブルにもなりませんし、それ以上前立腺が悪くなることを防げる場合もあるのです。

排尿障害を悪化させない

排尿障害を悪化させない日常生活とは、規則正しい生活を送ることです。十分な睡眠はもちろんのこと、食事もきちんと3回摂りましょう。朝食を摂ることによって、規則正しい排泄のパターンを作ることができます。仕事をしていると思うようにいかないものですが、自分のパターンを知っておくことは重要なことです。また、軽い運動をすることで排尿もスムーズになります。不快に感じていた排尿のトラブルも軽減されるかもしれません。運動不足になると代謝が悪くなって体もむくみます。体がむくむということは前立腺もむくむということです。これでは益々排尿障害が出てしまいます。運動をすることで適度に体が疲労し、夜もぐっすり眠れるようになり、夜間にトイレに起きることも少なくなるでしょう。また、排尿するたびに不快感があるので、水分を控えてトイレに行く回数を減らそうとする人がいますが、しっかりと水分を摂っていなければ、腎機能が低下してくる可能性もありますし、結石ができてしまう可能性もあります。夜間のトイレが心配であれば、日中水分を意識して摂るようにし、夜寝る前は控えるようにしましょう。

便秘を避ける

便秘と前立腺のトラブル、関係のないように見えますが、大いに関係しています。便秘になると腸の中に便が詰まった状態になり、尿道を圧迫してしまいます。便秘になるとついいきんでしまいがちですので、前立腺も圧迫されます。規則正しい生活を送っていれば便秘にもなりにくいので注意して過ごしていきましょう。

お酒に要注意

前立腺肥大になっていると、お酒の飲み方に注意が必要です。お酒をたくさん飲むと前立腺がむくんでしまい、尿閉をおこしてしまう可能性があります。救急車で運ばれてしまう可能性もありますので、飲むときは適度な量に留めておきましょう。飲むと尿が近くなりますが、我慢も禁物です。ビール中ビン1本、日本酒1合弱が適量だとされていますので、自重して飲むようにしましょう。

工夫をしよう

日常の中で様々な工夫をするだけで、排尿障害の悪化を防ぐことができます。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることは血液の循環もよくなり、気になる排尿トラブルも緩和されます。食事も、男性ホルモンの働きを活発にさせる高タンパク高脂肪のものばかりを食べるのはやめましょう。意識して野菜をたっぷりと摂ることが大切です。辛い物なども前立腺を充血させることになりますので、ほどほどにしましょう。座りっぱなしの姿勢もよくありません。骨盤内がうっ血することにより、前立腺肥大を悪化させてしまいます。デスクワークの人は、休憩時間に軽いストレッチをするなど、自分なりに工夫していきましょう。

薬の飲み合わせ

前立腺肥大の人は薬を飲んでいるでしょう。α1受動態遮断薬が処方されていると思いますが、これは高血圧症のときにも使われる薬です。二重に飲んでしまうと血圧が下がりすぎてしまいます。科の違う医療機関を受診するときには、普段飲んでいる薬を必ず医師に伝えなければいけません。風邪薬などでも飲んではいけない成分がありますので、市販薬で済ませず、必ず医師、薬剤師に相談しなければいけません。

シーンに合わせた対処法

前立腺のトラブルを抱えていると、色んな場所で困ることもあるでしょう。尿意を我慢するのが一番いけないことなのです。排尿し終わるまで時間がかかるのであれば、個室のトイレを使いましょう。焦って出そうとするのは絶対によくないのです。また、慣れない場所へ行くときには、事前にトイレの場所を確認しておきましょう。それだけで気持ちが楽になれるはずです。会議などで時間が長くかかりそうなときは、あらかじめ休憩を挟んでもらえるよう、お願いしておきましょう。また、つきあいでお酒を飲むこともあるでしょう。お酒を飲みすぎると尿意はあるのに全く排尿できない状態になってしまいます。もしそうなりそうな気配があるのであれば、お風呂に入りましょう。湯船につかって体を暖めることで症状がよくなります。何はともあれ、尿意を我慢せずにトイレに行くことが肝心です。